日本の教育は空気、そして世界に誇れる川の水 日本の教育は空気のようじゃ えっ、仙人、どういうことですか? ひろ、ためしに息をとめて空気をすうのをやめてごらんなさい くっ、苦しい!! 仙人、空気はなくてはならない、ものですね そうじゃ。そして空気は人をえらばない。誰にでも等しく、分けあたえるのじゃ。空気はお金持ちにはいっぱい、ということはない。誰にでも平等なんじゃ。空気のおかげ、こどもにも、お父さん、お母さんにも、おじいちゃん、おばあちゃんにもすんだ青い空があるのじゃ。 あら、本当だわ。でも、仙人、日本の教育は水というのは? 水は自由じゃ。川の水をみてごらん。いつも、自由に流れている。山から海へ、海から空へ。水には何の制約もない。水は形を自由にかえて動いている。水は形をかえるが、本質はかわらない。水は氷なっても、水蒸気になっても、水のままじゃ。日本の教育もおなじじゃ。庶民の文化、教育の栄えた江戸幕府から文明開化の明治政府になっても、教育の本質はかわってない。日本の教育には、すべての人を愛する平等の精神が泉のごとなく流れている。日本の教育では、すべての人が学ぶ機会を公平に平等に与えられている。そこには、宗教、身分、価値観など何の制約もない。そう、自由なのだ。そして、水が流れる日本の川は世界に誇れるのじゃ。あんなに清らかで豊富な水は世界では珍しいのじゃ そうなんだ。ぼくは小田原の酒匂川へよく遊びに行くよ。東京から1時間くらいで、車でいけるんだあ。酒匂川には清流にしかすまないアユがいっぱい、いるんだあ。ぼくは川でアユをとって塩焼きにするんだ。川の水でご飯も炊くよ。もちろん、川の水はそのまま飲めるよ。 日本の教育はすんだ青い空、すきとおる川の水のよう。それを支えているのが日本の公共システムなんですね。ねっ、せ・ん・に・ん!!