桐光 受験を通した娘の成長と大きな自信

―合格発表の時のお嬢様のご様子はどうでしたか?

第一志望の日本女子大附属が不合格だった時には泣いていました。現実の厳しさを知りましたが、受験を通して娘は成長し、大きな自信を手に入れたと思います。第二志望の桐光に合格した時はほっとした様子でした。神様が決めてくれた行き先は本当に娘に合ったものだったと思います。今、娘は桐光で勉強も部活もとても楽しんでいます。

―なぜ大手塾を選ばなかったのですか?

私がS塾で受付のバイトをしていた時、親ばかりが目の色を変えて夢中になり、子ども本人の腰は座っていない印象で、子育てとして本末転倒だと思いました。大手塾のようにガツガツ詰め込み、他の生徒と競争させたり、点数や偏差値だけで子どもに限りをつけたりされるのも、私の性格からして合わないと思いました。

―自遊学館で良かったですか?

とても良かったです。学館のレゴ教室に通わせていた幼稚園の友人から話を聞き、子どもが自分の頭を使って勉強するよう促し、「勉強は楽しいもの」と教えてくれる塾だと思い、小3からでもと入れました。通ってみると、塾を閉める時間にまだ自習したいと言う娘に付き合ってくれたり、FAXでわからない問題を解説してくれたり。第一志望に落ちた時、実の父親のように慰めてくれた先生の表情が忘れられません。こんな塾は他にないと確信しています。

―これから受験を迎えられる皆様にメッセージをどうぞ。

受験は「オリンピック」。本番まで努力することは大前提。運や精神力などさまざまな要因が交錯して結果が出ますが、ゴールではありません。子どもにとって受験の成功とは、「あの時あれだけ頑張ったんだから」という経験を自信にして、好きなことを仕事にして、楽しい人生を切り開くこと。長い人生で中学受験は一つのハードルにすぎません。受験勉強は、自分が行きたい学校へ行くためにするものという自覚が必要です。今、小4の娘が自遊学館に通っていますが、私はこれからも本人主体の受験をするための応援団として、先生方と一緒に娘をサポートしていきたいと思います。