奇跡の軌跡 2016年9月、偏差値32の中学3年生が偏差値64の高校に受かりました。いまからUCLAを目指します。

天野大我君                                               斉藤先生              2019‎年‎12‎月‎18‎日撮影

2016年9月、偏差値32の中学3年生が偏差値64の高校に受かりました。その結果、華やかで輝く青春の高校生活は毎日充実した長いようでとても短かった時間が終わろうとしています。

僕は家庭でも歴史的なばかで偏差値32を記録したときには家族からものすごい目で見られ高校進学も諦められていました。しかしそこに1人の先生と出会い僕は変わりました。その先生は白髪混じりの僕らの親世代よりも年配でいかにも「頭が良い」という印象でした。僕はその前に色々な塾を体験しては自分に合わないだの、先生が面白くないだので退塾し転々としていました。きっと今回も見かけ上だけであまり面白くないのだろうと内心思っていました。

しかし全く違い大手の塾では味わえない空気と先生との距離感、授業スタイルに僕はここで勉強がしたいと強く思いました。その先生は斉藤先生です。

他の塾では味わえない空気や先生との距離感と言いましたが、最初は少し距離感があったのは覚えています。しかし気づいたら銭湯の中でも話を聞きたいほどの仲の深さになっていました。

授業スタイルはいたって簡単で僕の苦手分野はすでに先生は理解しているのでそこを重点的に説明し、1番大切な基礎を丁寧にわかりやすく教えてもらいました。その点で言えば一人一人に合った授業だったと思います。

先生の凄いところのひとつに知識量が尋常じゃないことです。勉学ではもちろん勉強に関係ない色々なジャンルの質問をしてもいつも答えが返ってきます。そんな人なかなか出会えません。また普通の授業では文法はこうであるもの、公式はこうであるものと習い覚えるという感じですが斉藤先生の場合は根底から教えてもらえます。その結果、理解が深まり、そして興味が湧きます。

今まで当たり前だと思って素通りしていた道を立ち止まって考えるようになりました。道路があるのはなんのために誰が作ったのだろうと疑問を抱くようになりました。そのことは勉強する上でとても大切だと思います。勉強はとても面白いです、そう思ってない人はテストのため受験のための勉強をしているからです。先生はその概念を壊し、勉強とは何かを教えてくれました。

僕はここの塾に通い始めて勉学でもそうですが人間的に頭が良くなったと思います。というより斉藤先生がさせてくれました。またものの捉え方の価値観が変わりました。おかげで同年代の人とあまり合わないです、、。先生の教えてくれた知識が身になっているからだと思います。知識量のほかにも個人的には勉強のやる気をなくしたときにモチベーションを上げてくれたり先生は何にでも興味があり知識をさらに蓄えたり斉藤先生の世代の人でそんな人いないと思います。とても尊敬しています。

しかし一つだけ疑問があります。なぜ神奈川県の小さな個人塾にずっといるのかということです。僕からしたら個人塾にいてもらわないと先生が凄すぎてどんどん遠い存在になってしまうのではないかと思うので、ずっといて欲しいですが。

2020年5月、僕は留学をします。新世界で期待もありますが不安の方が大きいです。しかし今まで斉藤先生のもとで培ってきた探究心と僕なりの色を武器に新世界でも戦い生き抜きたいと思っています。